ご挨拶
院長の加畑聡子(かはたさとこ)と申します。
数ある鍼灸院の中から、当院ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
私は、20代の頃、自身の原因不明の体調不良により鍼灸治療を受けたことをきっかけに、鍼灸の道に進みました。
それまでの私は、薬剤師の父と、看護師の母のもとで育ち、幼少期から英会話を習い、高校時代にはイギリスへ1年間留学し、大学時代にはスポーツクラブインストラクターとして働くなど、欧米や現代医学の知識や思考で生きてきました。
そんな私にとって、20代の時、「病院でもわからない、治らない」症状が、東洋医学によって改善できることを体感したことは、それまでの人生において衝撃的な事実でした。
現代西洋医学的には一生治る見込みのない症状に悩まされていた私を、心身共に救ってくれた東洋医学に恩返したいという気持ちのもと、その素晴らしさを広めるべく、東洋医学に関連する各機関で研究・教育も行っております。
現代西洋医学ではわからない、治らないような症状でお悩みの方に、ぜひ東洋医学の素晴らしさに触れて頂き、日々を心身ともに健康にお過ごしいただくお手伝いをさせて頂けたらと願っております。
資格
高等学校教員免許(公民科)
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸学校教員免許
博士(文学)
現職
北里大学薬学部付属東洋医学総合研究所研究員
東京医療専門学校 非常勤講師
筑波大学理療科教員養成施設 非常勤講師
日本伝統鍼灸学会 総務部長・理事
日本医史学会 編集委員・代議員
日本内経医学会 運営委員
活動:
研究業績:https://researchmap.jp/satokok
ハリトヒト。インタビュー:https://haritohito.jp/interview/kahatasatoko
当院の名前「rokumon」の由来
当院の名前「rokumon」は、江戸中期の漢方医・望月三英(1697‐1769)の号「鹿門」に由来しています。 三英は、江戸時代第8代大将軍・徳川吉宗に仕えた幕府医官でありながら、私財を投じて医学校をつくるべく奔走してい その背景には、貴重な古医書を収集・保存し、後学に残すという使命感があったからです。 300年たっても、東洋医学が抱える課題は変わらないのだと痛感しています。 長い歴史の中で受け継がれてきた資料を収集、保存することで、先人の想いを受け継ぎ、後世に伝えていきたい、そういう願いから当院の治療院の名前を付けました。 また、先人の経験に基づきながら口伝と書物によって継承されてきた、東洋医学の素晴らしさを広めることで、患者さまが毎日を心身ともに健康に過ごすお役に立てましたら幸いです。
※望月三英についての詳細は、石田秀実「望月三英の研究」(『漢方の臨床』32巻5,6号)をご参照下さい。
当院のロゴについて
当院のロゴは、名前の由来である「鹿門」の鹿をモチーフとしました。 鹿が後ろを見ている姿は、過去の歴史を振り返りながらも、前に進んでいく様子を表しております。 当院の活動において、長い歴史の中で先人の歴史によって培われてきた東洋医学を大切にしつつも、後世に継承したい、という想いが、ロゴにも込められています。
当院の治療について
1.全身の「バランス」を第一に考えます
当院では東洋医学理論に基づき、全身のバランスを考えて治療していきます。
単に症状を治療するだけではなく、身体が本来持っている、自然治癒力を高めることで、身体に生じる様々な不調を改善するお手伝いをします。
2.おひとりおひとりのお身体に合わせて施術します
東洋医学的の特徴の1つに、おひとりおひとりに合わせた治療理論・技術が挙げられます。
15年以上の豊富な知識、経験に基づく施術を患者様の身体に合わせて丁寧に行っております。
病院の検査や治療ではわからない、治らない症状にお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
3.患者様のライフスタイルに合った治療をご提案します
事前のカウンセリングにより、お身体の不調だけでなく、生活習慣や生活環境等を、じっくりとお聞きすることで、患者様に適した施術や治療計画をご提案いたします。