天人合一思想とは
天人合一思想とは
「天と人は一体」ということ
東洋医学の特徴の1つに、“天人合一”という考え方があります。
現代医学が人体を細分化する“ミクロの医学”であるのに対し、東洋医学は内外のバランスを大切にする“マクロの医学”であるといわれています。
東洋医学では、自然現象が大宇宙であるのに対し、人体の組織や器官を、ひとつのつながりをもった宇宙のような統一体とし、小宇宙に例えて考えます。
このように、宇宙や自然を指す天と人は相応し、一体であると考えられている中国の思想を“天人合”一と呼びます。
人は大自然(大宇宙)の恩恵によって生きているのであり、寄り添って生きていくことが大切だという考え方です。
こういった先人の智慧には、現代に生きる私たちが忘れてしまっているものがあるのではないでしょうか。
また、自然に抗って生きることが、心身の不調を引き起こす原因にもなります。
病院に行ってもわからない、治らない症状にお悩みの方に、ぜひ一度、東洋医学の考えに基づいた治療を受けて頂けたらと思います。